石材新聞ニュース 2016年9月5日号
1・2面 石材業界からも多数出展「エンディング産業展2016」開催
葬儀・埋葬・供養などの幅広いエンディング産業の専門展示会「エンディング産業展2016」が去る8月22日~24日の三日間、東京ビッグサイトにて開催されました。来場者は合計2万2583名(主催者発表)で、初開催となった昨年の計2万2067名をやや上回る数字を示していました。
1面 10月1日・山形県高畠町で「全国石工サミットinたかはた」開催
江戸時代から続く石材産業の町=山形県高畠町において来る10月1日(土)13時~16時30分まで、「全国石工サミットinたかはた」が開催されます(主催は東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター)。当日は石切り実演・体験、石引き・石おろし実演、石切山跡地でのコンサートなど、幅広い角度から石工技術の魅力を体感できるようになっています。参加無料、場所は高畠町瓜割石庭公園。
3面 千年希望の丘に「親子地蔵」建立
東日本大震災で犠牲になった方たちの鎮魂と被害を受けた方たちの心の安寧を願い、京都府石材業協同組合の伝統工芸士による指導のもと、京都伝統工芸大学校・石彫刻専攻の学生が親子地蔵(磐梯みかげを使用)を制作。去る8月24日、宮城県岩沼市の「千年希望の丘」において建立除幕式が行なわれました。
3面 築地・波除神社に吉野家記念碑建立
東京・築地市場には牛丼チェーン店「吉野家」の築地一号店があります。吉野家では長年、市場関係者に親しまれた感謝の思いを後世に残すため、このほど一号店のすぐ近くにある築地・波除神社に本小松石製の記念碑を奉納。8月31日に記念石碑奉納式が行われました。
5面 ドイツ産花崗岩の新石種「Jグレー」販売開始
石材卸商社の㈱高田屋(茨城県桜川市)では今夏から新しいドイツ産石種の販売を開始しました。「Jグレー」と名付けられたこの石は、石目が非常にきめ細かく、やや青みを帯びたグレーの色味を特徴とする白御影石。石の特徴や丁場の状況などについて同社・倉田孝社長にお話をうかがいました。
13面 10月26日に『一から学ぶ研磨実習』開催決定!
日本石材工業新聞社では三和研磨工業㈱による協力のもと、平成25年から毎年『一から学ぶ研磨実習』を開催しています。毎回応募者多数で抽選になるほどの高い反響をいただいている好評の同企画を、今年も10月26日に開催します!応募締め切りは9月30日まで。
16面 石材店のための法律講座
ある石材店からの相談です。「当社は豪雪地帯にあり、例年冬になると雪が墓地に積もりますが、昨年の冬、当社が3年前に施工して設置した墓地内のステンレス製塔婆立ての接合部が、石塔との間に積もった雪の圧力で壊れてしまいました。このような場合、塔婆立ての損壊について、法的責任はあるのでしょうか?」弁護士・戸部秀明先生に回答いただいています。
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14面 心あたたまる接客のかたち「まだまだできる売り方開発」
14面 丁場レポート「水を吸った石の強度について」
15面 売上アップのツボ・POP講座「吹き出しの活用法」
15面 石造美術の基礎知識「六角形の塔身8」
15面 これからの墓「展示の仕方」