石材新聞ニュース 2017年1月5日号

表紙 庵治石製の見事な大名墓
平成28年11月、山形県山形市に建立された庵治石製の見事な大名墓を掲載しています。笠塔婆をはじめ細部まで非常に丁寧に加工された石塔。お施主自らが石種も丁場(大丁場)も指定されたそうで、施工された金子石材㈱・金子徹決雄会長、早坂友弘社長は庵治産地に5回足を運び、最終検品にはお施主も同行されたという、こだわりの逸品です。

2~5面 特集「ニュースレターを活かした接点づくり」
エンドユーザーとの接点をどのようにつくり、見込み客・既存客との関係性をいかに深めていくかという課題は、これまで以上に大切な時代になったといえます。さまざまな方法やツールがある中で、今回は「ニュースレター」に焦点を合わせ、特徴のある取り組みをしている小売石材店4社(青森県青森市・㈱番地銘石/群馬県高崎市・㈱石商中里/福井県越前市・宝木石材㈲/滋賀県彦根市・㈱田中家石材)にお話をうかがいました。

6面 レッツ実践!ニュスレターを書いてみよう!
タイトル、見出し、リード文、本文、写真など、ニュースレターを構成する要素は様々ですが、まずは本文にあたる文章を書かなければ何も始まりません。ここでは記者としての経験をもとにしながら、ごくごく基本的な二つの疑問に答えてみます。

7面~15面 年頭ご挨拶掲載
(一社)日本石材産業協会・射場一之会長、(一社)全国優良石材店の会・吉田剛会長、全国石製品(協)・太田明理事長、全国石材技能士会・稲葉健一会長、全日本石材振興会・岡村浩会長、全国建築石材工業会・大塚英太郎会長、日本青年会議所石材部会・阪下優部会長、(一社)メモリアル事業促進協会・並木喬理事長、安心石材店の会・中尾光善会長、(一社)全国石材施工協会・井比宏育代表理事、東京都石材業政治連盟・吉田剛会長、岩手県石工業連合会・佐々木光雄会長、福井県石材業(協)・水間久一理事長、兵庫県石材商工業(協)・山川隆理事長、全国石材メンテナンス協会・新田倖石会長、滋賀県石材組合連合会・中村孝藏会長、長崎県石材加工組合連合会・松田保会長、福島県石材事業(協)・中原貞一理事長、茨城県石材業(協)連合会・林清会長、岡崎石製品(協)連合会・宮本隆会長、岐阜県花崗岩販売(協)・吉田友寿代表理事、(協)庵治石振興会・岡谷明照代表理事、讃岐石材加工(協)・古市誉人代表理事、青木石材(協)・齋藤純次代表理事、㈱イシフク・望月威男会長、厦門石材商会・許栄旗会長

17面 国指定重要文化財「野間神社宝篋印塔」保存修理工事
愛媛県今治市の野間神社にある宝篋印塔(鎌倉時代作/重要文化財)はかねてより地盤の問題などによって傾きが懸念されていましたが、このたび宝篋印塔の保存修理工事が行なわれました。宝篋印塔の石工事は日本石材産業協会の愛媛県支部が担当され、この保存修理工事について小田延彦支部長にお話をうかがいました。

22面 新コラム「まちの石屋だからできる」
神奈川県横須賀市の㈱大橋石材店代表・大橋理宏氏による新コラム。大橋氏は地域住民に向けた各種イベント・セミナー等を積極的に企画。ネットを活用した情報発信にも力を入れており、地域密着型石材店だからできるエンドユーザーとの接点づくりにおいて堅調な成果をあげています。本連載では大橋氏ならではの視点と取り組みなどについて綴っていただきます。

好評連載中
20面 丁場レポート「時代の変化を感じたお話」
22面 石造美術の基礎知識「石燈籠の火袋⑤」
22面 これからの墓「酉年」