石材新聞ニュース 2016年11月15日号

1面 産地証明書の偽造を確認
日本石材産業協会が発行する国産石材産地証明書の偽造(コピー)書面の流通がこのほど確認されました。同書面を見た石材業者がコピーだと気づき、協会事務局に連絡が寄せられて発覚したもの。同協会では現在、業界内へ広く注意喚起を促しています。

2面 石材ケア・メンテナンスの現場より
“石ドクター”こと新田倖石氏が様々な石のトラブルについて詳しく解説していく本連載。今回は「楽しい理論編」の2回目として、「良かれと思ったことが逆効果!?」といった例を引きながら、あらためて知ることや理論の大切さを解説していただきます!

3面 「目からウロコの楽しい『石』入門」
好評の連載「石のこと 先生おしえて」の第二弾企画!弊紙記者が生徒役となり、乾睦子先生に石に関するさまざまな疑問をぶつけていきます。基本的で素朴な疑問からアッとおどろくような石の秘密まで、一緒に楽しく学んでいきましょう!

4面 技能五輪「石工職種」第一位・浅井純さんにインタビュー
10月21日~24日まで山形を舞台に開催された第54回技能五輪全国大会。石工職種は浅井純さん(21歳/愛知県岡崎市・㈱小林秋三郎商店)が見事金賞(第一位)に輝いた。浅井さんは18歳で㈱小林秋三郎商店に入社後、初出場で金賞を獲得。先輩・仲間の支えなどによって達成された五輪金賞への道のりや、現在の想いなどについて語っていただきました。

5面 お墓ディレクター検定へ、ぜひチャレンジを!
日本石材産業協会では来年1月25日(水)に開催する「第13回お墓ディレクター検定試験」の受検申込を12月15日(木)まで受け付けています。お施主からの質問・相談に的確に対応できるようにすべく、自身のレベルアップ、顧客からの信頼向上に向け、同検定にチャレンジしてみてはいかが!

8面 蛭川石産地業者12名・石彫作家2名が共同で作品を完成
岐阜県中津川市・蛭川石産地恒例の「第26回石彫のつどい」が開かれ、去る11月3日に作品完成式が行なわれました。今回は蛭川の伝統ある「杵振り祭り」をテーマに岐阜県花崗岩販売協同組合の12名と石彫作家2名による共同制作として企画。完成式では15個の蛭川石を組み合わせた見事なレリーフ彫刻がお披露目されました。

9~11面 いばらきストーンフェスティバル2016
「いばらきストーンフェスティバル2016」が11月3~6日までの四日間、茨城県笠間市の笠間芸術の森公園イベント広場で開催されました(主催=茨城県石材業協同組合連合会)。会場の様子や業界人向けに企画された内覧会の取材レポート(内藤理恵子の「墓石業界見聞録」)も掲載しています。

好評連載中
13面 石造美術の基礎知識「石燈籠の火袋③」
13面 これからの墓「ボブ・ディラン」
13面 石彫家に聞く「石の魅力」とは?Vol.33
14面 お墓相談の現場から「エンドユーザーからの声」
14面 お寺活性化入門「魂とあの世を語ること」