石材新聞ニュース 2016年10月15日号

1面 北木石と北木島のリブランド化へ追い風
岡山県笠岡市で採掘される「北木石」の丁場および石製品は笠岡市も重要な観光資源として支援されていますが、それをより活性化させようと、地元・笠岡の鶴田石材㈱、鳴本石材㈱、井笠観光㈱、三洋汽船㈱の4事業者が共同で「地域産業資源活用事業計画」を作成、それが経済産業省と国土交通省によって認定され、その認定式が10月14日、笠岡市役所の市長室において行なわれました。

特集 2~4面「石彫づくりが結ぶ地域の縁~石を身近に感じてもらうために~」
石の存在を身近に感じてもらうための様々な方法がありますが、実際に石に触れ、石を彫ってみることに勝るものはないといえます。今回の特集では、愛知県、栃木県、石川県で行なわれている3ヵ所の石彫教室を取材。それぞれに形態は異なるものの、そこには必ず地域に溶け込んで重要な役割を担う石材店の姿がありました。

5面 岡崎・京都で制作の石仏30体を建立
京都駅から車で一時間ほどのところに、“京都の自然200選”にも選ばれている景勝地「滝又の滝」があります。滝へは小川沿いの山道を徒歩で向かうことになりますが、その途中に「滝又の石佛」という石門があり、ここには岡崎・京都で彫刻された約30体の石仏が建立されています。その建立経緯などについて所有者の四辻紀彦氏にお話をうかがいました。

7面 11月23日・24日「ストーンアシストin Osaka」
日本石材産業協会では11月23日・24日の二日間、大阪市のツイン21MIDタワーで業界展示会「ストーンアシスト2016 in Osaka」を開催します。同展示会では「お墓のリフォーム」をテーマに実践者を講師とする勉強会・セミナーなども充実。協会加盟の石材業者・関連業者ら30社が出展し、業界の最新製品・サービス・情報等が一堂に紹介されます(石材業界関係者のみ来場可能)。

9面 丁場リポート/茨城県「やさとみかげ」
全国各地の銘石をめぐる企画「丁場リポート」。今回は茨城県石岡市で採掘されている「やさとみかげ」の丁場を訪問。採掘元の石原石材㈱・石原且久社長をはじめ丁場で活躍する4名の採掘職人の方たちに、最近の丁場の状況や仕事のやりがいなどについてお話をうかがいました。

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